家畜へ感謝 獣魂祭で祈り
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JA鶴岡畜産部会は11月29日、鶴岡市の金峯神社で獣魂祭を開いた。生産者や来賓、関係役職員ら19人が参列した。
神事で、佐藤眞一部会長やJAの保科組合長らが玉串を奉納し、感謝と鎮魂の祈りをささげた。
佐藤部会長は、「毎年、関係各位よりご出席いただき獣魂祭を執り行えることに感謝を申し上げる。当部会の畜種は肉牛・繁殖牛・養豚・鶏卵だが、物価の上昇などの影響で消費が伸び悩んでいるので、我々部会員は勿論、関係者や消費者が消費を少しずつ伸ばすことで、我々の生産や経営にも大きく影響してくる。消費拡大に向けて、基礎となる良質な畜産物の生産を継続していきたい」とあいさつを述べた。
獣魂祭は、食用に供された家畜へ感謝の念をささげ、毎年この時期に行っている。
感謝と鎮魂の祈りをささげる参列者
玉串を奉納する佐藤部会長